夜中に 窓の外で吹き抜ける風の音を聞いた。
不安になるほどの強さではなく
風の精が
目的を持って移動している
そんな様子を耳で観ているような・・・
そんなふうに感じた。
そんな風の音だった。
不安になるほどの強さではなく
風の精が
目的を持って移動している
そんな様子を耳で観ているような・・・
そんなふうに感じた。
そんな風の音だった。
それから知らず知らずに風の音を探している。
耳が勝手に。
耳が勝手に。
風の音を意識し始めた 時に
届いた明珍風鈴。
届いた明珍風鈴。
耳で見えない微かな風も知らせてくれる。
柔らかく響くその音は
周囲の空気を透明にする。
柔らかく響くその音は
周囲の空気を透明にする。
箱に添えられたメッセージには
「音の聞こえる範囲の魔除けもしてくれるそうです。」
と あった。