透明な花

ステンドグラスの万華鏡作家、
細井厚子さんのサイトを制作しました。
細井さんの作品はとても繊細で、いつも私が作品を
制作する時に テーマのひとつとして 意識している
「静かな時間 」を感じさせてくれるのです。
細井厚子の万華鏡:透明な花


彼女の【静夜】という作品を観た時、
私は初めて この万華鏡を手元に置きたいと思いました。
作家の手による万華鏡は、それまでには外国の作家による
作品の展覧会で見たことがあっただけでした。
展覧会では高価な万華鏡もあることを知ったし、
万華鏡にタイトルがついていたりするのも 知りました。
でも、ちょっと欲しいなと思ったのは 1点だけ。
後で知りましたが、それは シェリー・ナップさんという
アメリカの作家さんの作品でした。
細井さんの【静夜】を 初めて観た時は ちょっと違います。
目が離れたがらない・・・・・・そんな感じ。
別の時間に入り込んだような、そんな感じです。
万華鏡って ただ綺麗なだけじゃないのね!
そこには 時間も流れているし、お話もあるのね!
【静夜】は 幼い頃のある雪の夜、父と一緒の帰り道を思い出します。
また、凍り付いて 音のない雪の夜、わずかの月の光に チラチラと
光っている雪の結晶の一粒一粒が目に浮かびます。
私はそういうところで育ったのです。
【静夜】を覗くと そういった時間の中を漂います。
しかし、細井さんは東京生まれ。
これは細井さんの思い描くところの雪の夜なのだそうです。
今 【静夜】は私にはとても懐かしい、静かな時間を感じさせてくれる
大切な友達となっています。
細井さんのサイトをつくるきっかけは 元々私がバーチャルで
このサイトを始めたからと言ってもいいかもしれません。
このサイトを始めなければ、【静夜】も 細井さんの存在も
知らずにいたかもしれないからです。
「表現」という点に関して、とても共感を覚える人です。
だから サイトも そんな感じで制作しました。
私自身のテーマは「揺らぎと時間。」
どうぞ 一度 訪れてみてくださいませ。
そして 何か感じていただけたら、ご感想もお寄せ下さい。
お待ちしております。
更に機会がありましたら、細井さんの万華鏡を手にとって
ぜひ、ご覧になってください。
そこに 流れている「静かな時間」 は きっとあなただけの
時間として なつかしく やさしく 感じられること と思います。