養老先生の環境論、氏曰く どさくさに紛れて言いたいことを書いたという通り、
隣で勢いよく論じているかのような語り口です。
「人間が自然の一部である」ということは わかっていたつもりでした。
けれど、養老先生の視点は 私にはとても驚きで、今まで、いかに潜入観念に
とらわれていたかということに気づかされました。
ここには確かに一番大事なことが書かれてあります。
ここで語られているような物の見方・考え方をすることは
とても大事なことなのだと思えます。
それは 難しくもあり、シンプルでもあるのです。
脳・意識 というものについても、新たに考えさせられました。
環境問題が最大の政治問題ということも非常に納得です。